自動車整備や車に関するサービスは、事業者にとっては日常的でも、一般の利用者には違いが分かりにくいことがあります。
ホームページにサービス内容を書いていても、
どんなときに相談すればいいのか
他のサービスと何が違うのか
自分に必要なのか
までイメージしてもらえないことがあります。
こうしたサービスを説明する方法のひとつが、顧客が実際にサービスを利用する場面を漫画にすることです。
整備技術を漫画で詳しく解説するのではなく、
利用者の困りごと → 相談 → サービス → 解決
という流れを見せることで、サービスの役割を具体的にできます。
この記事では、まんがクリエイトで制作した自動車整備業向けPR漫画の事例も交えて、サービス漫画を作る際の考え方を紹介します。
自動車整備サービスは利用者に違いが伝わりにくいことがある
自動車整備会社側から見ると、
・点検
・整備
・メンテナンス
・車検関連サービス
・修理
・部品交換
などにはそれぞれ違いがあります。
しかし、利用者がそれぞれの違いまで把握しているとは限りません。
そのため、ホームページで専門的な内容を詳しく説明するだけでは、
「自分はどのサービスを利用すればよいのか」
まで理解してもらえない場合があります。
漫画にする場合は、まず技術から説明するのではなく、利用者がサービスを必要とする状況から考えます。
自動車整備漫画では何を描けばいい?
漫画にできるのは整備作業だけではありません。
たとえば、以下のような情報があります。
サービスを利用するきっかけ
車について気になることがある
そろそろ点検が必要
どこに相談すればいいか分からない
など、利用者側の状況です。
相談すると何をしてもらえるのか
サービス利用者にとっては、整備内容だけでなく、
相談した後、どう進むのか
も重要な情報です。
サービスを利用した後
最終的に、
・何が分かるのか
・車の状態についてどんな説明を受けられるのか
・次に何をすればよいのか
まで見せると、一連の利用イメージになります。
技術・設備の説明だけで終わらせず、利用者の困りごとから考える
サービス提供者がPR漫画を作ると、
当社にはこの技術があります
この設備があります
この工程で整備します
という説明を中心にしたくなります。
もちろん、それらが重要な場合もあります。
ただ、最初から専門情報を並べるより、
その技術が利用者のどんな問題を解決するのか
から考えた方がストーリーを作りやすくなります。
たとえば架空の構成なら、
1. 利用者が車について困る
2. どこへ相談するか迷う
3. 整備サービスを知る
4. スタッフから説明を受ける
5. 必要な対応が分かる
という流れです。
技術そのものを主人公にするのではなく、利用者を主人公にする考え方です。
専門用語は必要なものだけ残す
自動車分野では専門用語をすべて避けられるとは限りません。
しかし漫画の目的が一般利用者向けのPRであれば、
専門用語を説明すること自体が目的にならないようにする
ことが重要です。
専門用語を使う場合も、
用語を覚えてもらう必要があるのか
「何をしてくれるサービスか」だけ理解できればよいのか
を判断します。
詳しい技術説明は通常のサービスページへ任せ、漫画では利用イメージだけを見せる方法もあります。
自動車整備サービス漫画はWEBと紙の両方で使える
漫画の利用先としては、
・自社ホームページ
・サービス紹介ページ
・店頭配布物
・パンフレット
・チラシ
・営業資料
などが考えられます。
複数媒体に展開する予定がある場合は、最初から掲載場所を伝えておく方が制作しやすくなります。
Webと印刷の両方で使う予定がある場合は、掲載場所や印刷物のサイズなども制作開始時点で共有しておくと、用途に合わせて構成や納品データを検討しやすくなります。
自動車整備業向けPR漫画の制作事例
まんがクリエイトでは、自動車整備業のサービスを訴求するPR漫画を制作した実績があります。
この制作では、専門家向けの技術解説ではなく、サービスを利用する一般の方に内容が伝わることを前提に構成しました。Webと配布資料の両方で使えるPR漫画として制作し、絵柄も読みやすいよう明るくクセの少ない表現にしています。
実際の漫画のタッチや構成については、「自動車整備業向けPR漫画制作事例」から確認できます。
自動車整備漫画を依頼するときに用意するとよいもの
現在のサービスページ
Webサイトがある場合はURLだけでも構いません。
サービス内容を理解する材料になります。
パンフレットや営業資料
すでに説明資料があれば、漫画へ転用できる情報を探せます。
想定顧客
すべての車利用者へ向けるより、
・初めてサービスを利用する人
・車について詳しくない人
・特定の悩みを持つ人
などを整理すると、ストーリーを作りやすくなります。
描写に確認が必要なもの
特定の設備、部品、作業内容などを正確に見せる必要がある場合は、写真や参考資料を用意します。
漫画では目的に応じて細部を簡略化することもありますが、正確さが求められる部分は、資料を確認しながら制作します。
自動車整備サービスの価値を「利用者の場面」に変える
自動車整備会社のPR漫画で大切なのは、サービス内容をそのまま漫画のセリフへ変換することではありません。
誰が困っているのか、何に困っているのか、どんなときに相談するのか、サービスを利用すると何が分かるのか、という利用者側の流れへ置き換えることが重要です。
既存のサービスページやパンフレットがある場合は、その内容をもとに、漫画にする範囲や構成を整理できます。
「文章では伝えにくい」「どの部分を漫画にすればよいか分からない」という段階でも、サービス内容、利用する媒体、想定する利用者を確認しながら漫画化する部分を絞れます。

